北海道移住計画 - プロローグ - [想い出]
2004年8月、北海道へ引越し。
東京から何の当てもつてもなくやってきた。
移住といってもいいかもしれないが、そんな真剣なものではない。
引越し先がちょっと遠かったという程度のことである。
仕事だって決まっていたわけではない。
頼る人間がいたわけでもない。
本当に、ちょっと遠いところに引越しをした、という程度の話である。
今から5年ほど前の話である。
東京から何の当てもつてもなくやってきた。
移住といってもいいかもしれないが、そんな真剣なものではない。
引越し先がちょっと遠かったという程度のことである。
仕事だって決まっていたわけではない。
頼る人間がいたわけでもない。
本当に、ちょっと遠いところに引越しをした、という程度の話である。
今から5年ほど前の話である。
親 [想い出]
今回嫁の両親が遊びに来たわけだが、大体年に数回は遊びに来る。
もう10回にはなるだろうか。
対して私の親は一度も遊びに来たことがない。
いや、別に遊びに来てもらってまったくかまわないのだが。
そもそも嫁の両親の住んでいるところから比べて、倍以上離れているから仕方ないのかもしれない。
ところで私は嫁さんの父親と話すのがちょっと苦手だ。
性格的な部分もあると思うが、そもそも父親と話すこと自体があまりなかった。
私の父は、私が15の冬になくなった。
今からもう20年以上も前だ。
顔も声も思い出すことができない位昔だ。
そういえば墓参りにももう何年も帰っていない。
帰らないといけないと思いつつ、帰っていない。
そうか、簡単に帰れないくらい遠いんだな、きっと。
だからウチの親はなかなか遊びにこれないんだな。
もう10回にはなるだろうか。
対して私の親は一度も遊びに来たことがない。
いや、別に遊びに来てもらってまったくかまわないのだが。
そもそも嫁の両親の住んでいるところから比べて、倍以上離れているから仕方ないのかもしれない。
ところで私は嫁さんの父親と話すのがちょっと苦手だ。
性格的な部分もあると思うが、そもそも父親と話すこと自体があまりなかった。
私の父は、私が15の冬になくなった。
今からもう20年以上も前だ。
顔も声も思い出すことができない位昔だ。
そういえば墓参りにももう何年も帰っていない。
帰らないといけないと思いつつ、帰っていない。
そうか、簡単に帰れないくらい遠いんだな、きっと。
だからウチの親はなかなか遊びにこれないんだな。
オラ東京さ来ただ 6 [想い出]
一蘭は池袋店へ出かけた。
池袋。
北海道に来る前は、練馬に住んでいた。
普段の買い物は練馬で済ますことができていたが、ちょっとした買い物には必ずといっていいほど池袋へ出かけていた。
ちょっと外食でも、となると、池袋に出かけることが多かった。
久しぶりの、本当に久しぶりの、週末の池袋。
用もなく出かけたビックカメラはきれいになり、隣にはヤマダ電機がたつ。
変わったこともあるが、変わらないこともある。
嫁さんの大好物の塩せんべいがあるせんべいやさん。
せんべい屋でせんべいを買うということをしたことがない私にはちょっとしたカルチャーショック。
そして、米好きの私の大好物だったばくだんおにぎり。
まだあるのかと思い、西武の地下をさまよう。
以前あった場所にはなく、一周して探すことに。
あきらめかけたそのとき、嫁が指差す場所に、あのなつかしのばくだんが。
週末によく買って帰ったあのおにぎりが、まだありました。
もっと大きかったイメージがあるが、具は相変わらずの昆布、しゃけ、焼きたらこ。
嫁は、札幌ならもっと安くてイクラが入ってるのがあるというが、それでもやっぱり大きいおにぎりといえば西武の地下のばくだんである。
ちなみに店の名前はかぐや姫というらしい。
初めて知った。
ラーメンを食べて満足していたはずなのに、ホテルに帰ってからばくだんも食べてしまいました。
池袋。
北海道に来る前は、練馬に住んでいた。
普段の買い物は練馬で済ますことができていたが、ちょっとした買い物には必ずといっていいほど池袋へ出かけていた。
ちょっと外食でも、となると、池袋に出かけることが多かった。
久しぶりの、本当に久しぶりの、週末の池袋。
用もなく出かけたビックカメラはきれいになり、隣にはヤマダ電機がたつ。
変わったこともあるが、変わらないこともある。
嫁さんの大好物の塩せんべいがあるせんべいやさん。
せんべい屋でせんべいを買うということをしたことがない私にはちょっとしたカルチャーショック。
そして、米好きの私の大好物だったばくだんおにぎり。
まだあるのかと思い、西武の地下をさまよう。
以前あった場所にはなく、一周して探すことに。
あきらめかけたそのとき、嫁が指差す場所に、あのなつかしのばくだんが。
週末によく買って帰ったあのおにぎりが、まだありました。
もっと大きかったイメージがあるが、具は相変わらずの昆布、しゃけ、焼きたらこ。
嫁は、札幌ならもっと安くてイクラが入ってるのがあるというが、それでもやっぱり大きいおにぎりといえば西武の地下のばくだんである。
ちなみに店の名前はかぐや姫というらしい。
初めて知った。
ラーメンを食べて満足していたはずなのに、ホテルに帰ってからばくだんも食べてしまいました。
オラ東京さ来ただ 3 [想い出]
何事もなく(あったら大変)無事羽田へ着陸。
以前なら即カレーショップへ直行していたが、今回は別に目的があるので残念ながら素通り。
とりあえずどうやって都心へ向かうか嫁さんと相談しながら歩いていると、モノレール改札の前で、山手線駅まで500円でいけるとのこと。
最初の目的地は秋葉原なので、モノレールで行くことで即決。
しかもちょうど一本乗り遅れて、快速に乗ることに。普通より早く着くらしい。
ノンストップで浜松町まで。
モノレールが、建物の横をぎりぎりですり抜けていく。
東京は、どこも人がいっぱいで、建物は高くて、隙間は少なくて、いかにも東京である。
そんな東京がいやで、いやそんなにいやではなく、北海道がよかったので札幌へ移ったのだが、やっぱり東京は違うと感じる。
夏は蒸し暑くて、地震もそのうち来るといわれているのに。
人が東京にあこがれる気持ちを改めて感じたような気がした。
以前なら即カレーショップへ直行していたが、今回は別に目的があるので残念ながら素通り。
とりあえずどうやって都心へ向かうか嫁さんと相談しながら歩いていると、モノレール改札の前で、山手線駅まで500円でいけるとのこと。
最初の目的地は秋葉原なので、モノレールで行くことで即決。
しかもちょうど一本乗り遅れて、快速に乗ることに。普通より早く着くらしい。
ノンストップで浜松町まで。
モノレールが、建物の横をぎりぎりですり抜けていく。
東京は、どこも人がいっぱいで、建物は高くて、隙間は少なくて、いかにも東京である。
そんな東京がいやで、いやそんなにいやではなく、北海道がよかったので札幌へ移ったのだが、やっぱり東京は違うと感じる。
夏は蒸し暑くて、地震もそのうち来るといわれているのに。
人が東京にあこがれる気持ちを改めて感じたような気がした。